一からこだわりぬいたはちみつをお届けいたします。

【八米日記-04】耕作放棄地を田んぼに蘇らせました!

【八米日記-04】耕作放棄地を田んぼに蘇らせました!

「八米(はちまい)」プロジェクトが進むときつ養蜂園の圃場の中には、かつて耕作放棄地だった場所も含まれています。

全国的に増加している耕作放棄地。
その背景には、農業従事者の高齢化や後継者不足といった課題があり、今もなお深刻な状況が続いています。

ときつ養蜂園では、そんな社会課題に小さくても一歩ずつ向き合いたいという想いから、耕作放棄地の再生にも取り組んでいます。

長いところでは、20年もの間放置されていた土地
背丈ほどの草が生い茂り、水路も土に埋もれてどこにあるのか分からないような状態でした。

それでも、スタッフ一同で何度も現場に足を運び、草刈り、水路整備、畦の補修など、地道な作業をコツコツと積み重ねてきました。

そして先日――
その土地に20年ぶりに水が入りました!!

掻き出したばかりの水路へ、澄んだ水がキラキラと流れ込む様子は、言葉にならないほど感慨深いものでした。
水が張られた田んぼには、さっそくミツバチたちが水を飲みにやってきており、これからたくさんの命がこの場所を訪れてくれることでしょう。

見た目にはまだ静かな風景ですが、地面の下では着実に「命の土台」が育ち始めています
かつて放置されていたこの土地が、もう一度“実りの場”として息を吹き返そうとしているのです。

田植えボランティアを募集しています!

この蘇った田んぼで、いよいよ田植えが始まります。
現在、ときつ養蜂園では「八米」の田植えをお手伝いくださるボランティアの方を募集しています。

・日程:6月17日(火)~20日(金)
・時間帯:日中の1時間~OK!
・内容:田植え作業のお手伝い(おひとり・短時間でも大歓迎です)

自然の中で汗をかきながら、一緒に未来の農の姿について語り合いませんか?
ご参加いただける方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

引き続き、「八米」の成長をどうぞ温かく見守っていただければ嬉しいです。

ときつ養蜂園 広報部